松竹の2000本以上の映画作品から、オススメ映画をご案内

文字サイズ

男の哀愁

公開年月日
1951年4月13日
キャスト
鶴田浩二
高橋貞二
高杉早苗
桂木洋子
幾野道子
スタッフ
脚本:池田忠雄
監督:岩間鶴夫
撮影:斎藤毅
美術:平高主計
音楽:加藤光男
区分
邦画
ジャンル
青春もの
本編尺
87分
カラー
モノクロ
製作国
日本
製作年
1951年

Introduction(作品紹介/概要)

池田忠雄の脚色で、岩間鶴夫が監督に当たる。出演者は高杉早苗、鶴田浩二、高橋貞二、それに河村黎吉、幾野道子、徳大寺伸などが助演。

Story(あらすじ)

小島(鶴田浩二)と太田(高橋貞二)は城南大学の学生で親友である。一緒に木村善助(河村黎吉)の二階に下宿しているが、小島は金持ちのお坊ちゃんだが、太田は化粧品の外交販売のアルバイトをしている。そんなことから二人は新しく開店した化粧品屋リラの美しいマダムすみ子(高杉早苗)や女店員のゆり子(幾野道子)と知り合った。小島はすみ子が未亡人で、自分と同じ絵の趣味を持っていることから、急に彼女とした親しみを深め、愛情さえ抱くようになった。中野(徳大寺伸)というパトロンを持っているすみ子は、小島の純な愛情のためかえって自分の醜い生活が反省されてきた。小島は中野とすみ子の関係を知って中野に会いに行き、そこの社員のために肩をくじかれ、陸上競技部の選手としての責任を果たせなくなった。木村の娘君子(桂木洋子)は小島を想っていたので、一人心を痛めていた。すみ子が中野との関係を清算しようと決心したとき、中野にはかえってすみ子に対する真実な愛情が湧き、アルバイト学生を絞りとる現在の事業をも清算して、すみ子と新しく正しい生活に再出発することになる。すみ子の幸福を願う小島や太田は、二人の出発を心から祝うのだった。肩の傷がいえて再び、グランドに現れた小島の練習振りを君子、太田、ゆり子の三人が心から応援するのだった。

TOPへ戻る