©西加奈子/小学館 ©2020「さくら」製作委員会
さくら
- 公開年月日
- 2020年11月13日
- キャスト
- 北村匠海
小松菜奈
吉沢亮
小林由依
水谷果穂
山谷花純
加藤雅也
趙珉和
寺島しのぶ
永瀬正敏
- スタッフ
- 原作:西加奈子
脚本:朝西真砂
監督:矢崎仁司
撮影:石井勲
照明:大坂章夫
美術:田中真紗美
音楽:アダム・ジョージ
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
人間ドラマ
- 本編尺
- 119分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 2019年
Introduction(作品紹介/概要)
累計55万部突破! 西加奈子の傑作が映画化。矢崎仁司監督が1つの家族を通してさまざまな感情を描く。この映画の原作は累計55万部を突破する西加奈子の同名小説。2015年に「サラバ!」で直木賞を受賞、いまや日本を代表する小説家のひとりとなった彼女が、デビュー作「あおい」の次に発表した「さくら」の映画化だ。映画化は「きいろいゾウ」「円卓」「まく子」に続いて4作目となる。この映画に登場するのは、サクラと名づけられた1匹の犬と長谷川家の5人、そして彼らそれぞれにとって大切な人たちだ。日々の幸せ、初めての恋、思いがけない事故、愛するがゆえの葛藤……普遍的に映る家族の日常は決して普遍的ではなく、ひとりひとりの物語が、ひとつひとつの出来事が、心にずっしりと突き刺さってくる。そんな西加奈子が紡ぐ家族の物語に「私の映画史がすべて入っている」と、その世界観に惹かれ監督を引き受けたのは矢崎仁司。『ストロベリーショートケイクス』(06)、『スイートリトルライズ』(10)、『太陽の坐る場所』(14)、『無伴奏』(16)など、人間の複雑な感情を映し出すことに長けた矢崎監督が、長谷川家という1つの家族を通して、夫婦、兄弟妹、親子、初めての恋、一途な愛、生と死、そして生きることの意味を丁寧に描いていく。心に深く刻まれるであろう家族の物語。
Story(あらすじ)
音信不通だった父が2年ぶりに家に帰ってくる。スーパーのチラシの裏紙に「年末、家に帰ります」と綴られた手紙を受け取った長谷川家の次男・薫は、その年の暮れに実家へと向かった。母のつぼみ、父の昭夫、妹の美貴、愛犬のサクラとひさびさに再会する。けれど兄の一(ハジメ)の姿はない……。薫にとって幼い頃からヒーローのような憧れの存在だったハジメは、2年前のあの日、亡くなった。そしてハジメの死をきっかけに家族はバラバラになり、その灯火はいまにも消えそうだ。その灯火を繋ぎ止めるかのように、薫は幼い頃の記憶を回想する。それは、妹の誕生、サクラとの出会い、引っ越し、初めての恋と失恋……長谷川家の5人とサクラが過ごしたかけがえのない日々、喜怒哀楽の詰まった忘れたくない日々だ。やがて、壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡のような出来事が、大晦日に訪れようとしていたーー。
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ご自宅で、ゆっくり何度でも。