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おぼろ駕籠

公開年月日
1951年1月13日
キャスト
阪東妻三郎
田中絹代
山田五十鈴
月形龍之介
伊志井寛
佐田啓二
折原啓子
スタッフ
原作:大佛次郎
脚本:依田義賢
監督:伊藤大輔
撮影:石本秀雄
美術:水谷浩
音楽:鈴木静一
区分
邦画
ジャンル
時代劇
ミステリー・サスペンス
本編尺
96分
カラー
モノクロ
製作国
日本
製作年
1951年

Introduction(作品紹介/概要)

大佛次郎の夕刊毎日新聞連載の原作を「レ・ミゼラブル」の伊藤大輔監督が映画化。

Story(あらすじ)

深川の淋しい埋地を、灯もつけずに行ったおぼろ駕篭が二提あった。その夜深川の信濃屋伝右衛門(富本民平)の寮で、御殿女中のお勝(月宮乙女)が殺されて近くの堀川へその屍骸が投げ込まれていた。現場にあった脇差しから、その夜寮へ訪ねて来たお勝の幼馴染みで、旗本の次男小柳進之助(佐田啓二)が下手人として嫌疑をかけられた。進之助は無実を主張して逃げたが、家名を重んずる兄や叔父たちにつめ腹をきらされようとして追われていた。町方の岡っ引き門前の亀蔵(伊志井寛)は、現場でかたばみの紋のついた女物の紙入れをひろった。それは殺されたお勝のものではなくお勝の同僚で、最近お勝と共にどちらかが中臈にあがるだろうと噂をされていた大奥の女中三沢(山田五十鈴)の持ち物であることが、お勝に仕えていた信濃屋の娘お蝶(折原啓子)によって明らかにされていた。昔信濃に使われていて、今はコソ泥の蝙蝠の吉太郎(三井弘次)は、この夜寮にしのび込んでいて、侍の供を二人つれたもう一台のおぼろ駕篭が、やはり信濃屋の寮へ来て、去って行ったのを知っていた。吉太郎は、粋な雲水坊主として知られている夢覚和尚(阪東妻三郎)と、汚れ切った世をすねた旗本本多内蔵介(月形龍之介)とにこのことを注進した。権勢を傘に着て悪政をほしいままにしている沼田隠岐守(菅井一郎)の一派が、奥女中三沢を中臈に立てて、更に将軍の内懐に食い入ろうと三沢をおだてあげて競争者お勝を殺させた手の中は充分に読めたが、相手は大物であるため中々手を出せなかった。

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