『鬼の花嫁』Blu-ray&DVD発売記念!人ならざるものが登場する映画7選

鬼、妖怪、幽霊、そして人智を超えた存在――。古くから物語や伝承の中で、人々を魅了し、震え上がらせ、そして時に笑わせてきた「人ならざるもの」たち。彼らは恐怖の象徴であると同時に、人間の欲望や業、切なる願い、そしてユーモアさえも映し出す鏡でもあります。
このたび『鬼の花嫁』Blu-ray&DVD発売を記念し、今回は妖しくも魅力的な異形の存在たちが登場する映画をピックアップ。水木しげるの世界観が息づく妖怪絵巻から、和製ホラーの名作、切ない恋物語を紡ぐダークファンタジー、そして笑いあり恋ありのラブコメディまで、「人ならざるものが登場する映画7選」をお届けします。
恐ろしくも愛おしい、人間と異界のはざまで繰り広げられる物語の数々。この機会にぜひ、人智を超えた世界の扉を開いてみてください。

特集作品

鬼の花嫁
あやかしと人間が共存する世界。
優れた容姿と能力で人々を魅了するあやかしたちは、時に人間の中から花嫁を選ぶ。
あやかしにとって花嫁の存在は唯一無二。一度見初めたら、生涯その花嫁だけに愛を捧げる。
特にあやかしの中でも最も強く美しい “鬼”の花嫁に選ばれることは、最高の名誉と言えた。
妖狐の花嫁である妹と比較され、家族から愛されず虐げられてきた柚子(吉川 愛)が出会ったのは、
あやかしの頂点に立つ“鬼”だった。
「見つけた、俺の花嫁 ――」
鬼の一族の次期当主・玲夜(永瀬 廉)に花嫁として見出された柚子。
突然の事態に戸惑いながらも、徐々に玲夜の不器用だけど優しいところや誠実な姿に惹かれていき、
玲夜もまた、生まれながらに一族の行末を背負い、一人抱えてきた重責と孤独が柚子によって癒されていく。
互いに居場所を見つけ、愛を確信していく2人。
しかし、柚子が“鬼の花嫁”になったことを面白く思わない妹の花梨(片岡 凜)が、
婚約者の妖狐・瑶太(伊藤健太郎)と一緒に2人を引き離そうと画策する。
柚子は玲夜の花嫁として自分がふさわしいのか、
そして玲夜は柚子が急激にあやかしの世界に巻き込まれてしまうことが本当に幸せなのか、不安を覚える。
そんな中、玲夜の花嫁として柚子がお披露目となる舞踏会に瑶太と花梨が現れ…
果たして運命に導かれた2人は、真実の愛を掴むことができるのか ――

ババンババンバンバンパイア
銭湯で働く森蘭丸(吉沢亮)、その正体は450歳のバンパイア。至高の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子である15歳の李仁(板垣李光人)の成長と純潔をそばで見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメイトの葵(原菜乃華)に一目惚れ!恋が成就してしまえば、それすなわち童貞喪失の危機!突如訪れた絶体絶命のピンチに「恋をさせてはなるものか!」と蘭丸による決死の童貞喪失阻止作戦が幕を開ける!ところが、そう意気込んで葵の家を訪ねるも、バンパイアオタクである葵から逆に恋心を抱かれてしまう蘭丸。さらには蘭丸の命を狙うバンパイアハンター・坂本(満島真之介)、葵の兄である脳筋番長・フランケン(関口メンディー)が次々登場、全員の勘違いとすれ違いにより、恋の矢印が大混線! そして、そんな蘭丸のもとへ因縁の相手である兄・長可(眞栄田郷敦)の影が忍び寄る――

東京喰種 トーキョーグール
人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研“カネキ”(窪田正孝)は、ある日、事件に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働きはじめ、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香“トーカ”(清水富美加)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつも、やがてカネキを助ける存在となっていく。そんな中、喰種にも人間と同じように、守るべき家族や大切な友人がいること、愛する気持ちや哀しみ、憎しみといった感情があることを知り、カネキは人間と喰種、二つの世界の価値観の中で葛藤する。一方、喰種を駆逐しようとする人間側の組織・CCG(Commission of Counter Ghoul)の捜査官・亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった...。

ゲゲゲの鬼太郎
人智の及ばぬ彼方に存在する妖怪世界。父親の目玉おやじ、猫娘、子なき爺、砂かけ婆ら仲間たちに囲まれてのんびり暮らす鬼太郎のもとに、ある日、妖怪ポストに投函された手紙が届く。助けを求めたのは小学校の三浦健太。健太が父・晴彦と高校生の姉・実花と暮らしている団地では、テーマパーク建設のため、裏山の稲荷神社の解体工事が開始されてからというもの、毎日のように不気味な妖怪たちが出現、住民を恐怖と混乱に陥れていたのだ。それと同時に妖怪世界でも大事件が起きていた!地下深く厳重に封印されていた妖怪石が忽然と消えたのだ。ひょんなことから、その妖怪石を見つけたのは、鬼太郎の悪友・ねずみ男だった。金にがめついねずみ男は、妖怪石を高価な宝石だと勘違いし、さっさと質屋に売ってしまう。だがちょうどその時、その場に居合わせた健太の父・晴彦が、石の魔力に惑わされ、思わずそれを盗んでしまう。はっと我に返った晴彦は、息子の健太に石を託す。妖怪石を隠し持つ健太と実花姉弟に、恐るべき敵が忍び寄ろうとしていた。妖怪界および人間界の独裁支配をもくろむ邪悪な狐の妖怪・空狐だ。空狐は解き放たれた妖怪石の強大なパワーを手に入れるために、健太に猛然と襲い掛かる。が、間一髪、一反木綿に乗った鬼太郎が実花と共に現れた!鬼太郎は健太と実花、そして妖怪世界を守るために、空狐に戦いを挑む。「善」と「悪」、様々な妖怪たちを巻き込んで、今、鬼太郎の運命をも変える、史上最大の戦いの幕が開く!!

夜叉ヶ池
三国嶽のふもとの琴弾谷に、夜叉ヶ池の伝説の調査に来た学者の山沢(山﨑努)は、迷いこんだ池のほとりで、息を呑むほど美しい女性と出会う。百合(坂東玉三郎)というその女性は、夫と二人で鐘楼守をしているという。家に招かれた山沢は、かつての親友で、夜叉ヶ池の調査に出たまま帰らぬ晃(加藤剛)が百合の夫であることを知り驚愕する。夜叉ヶ池には竜神が封じ込められていて、一日に三度鐘を撞かなければ竜神が再び暴れて洪水を引き起こし、村が流されてしまうため、鐘楼守をすることになったのだという。しかし、ある出来事がきっかけとなり、平穏な日々が破られることになるのだった――。

シネマ歌舞伎 歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼 幸四郎版/松也版
いつとも知れぬ戦乱の世。とある島国の深い《オボロの森》の中、野良犬のごとく屍の山を漁る男が一人。
その名は《ライ》。落武者狩りで屍から金品を奪っていたところに《オボロの魔物》が現れ、《ライ》の奥底にある欲望を呼び覚ます。
それは、この国の王座を我がものにすること――
魔物が与えた、“オボロの剣”は《ライ》の舌に合わせて動き、人を切っては赤い血の雨を降らす。
この出会いこそが破滅の始まりだった――。
